土曜日, 2月 23, 2008

フライフィッシング・フィルム・ツアーで大物釣りのイメージ・トレーニング?

  • 会場となったネプチューン映画館には勿論(同じような匂いのする? 笑)フライフィッシャー達の熱気であふれ満席状態でした。 内容はハリウッドのような大規模でなく小規模なプロダクション会社によって製作されたフライフィッシングを語るユニークで美しいフィルムの数々を上映して行くというものでした。 時々、都市で催される映画のインターナショナル・フィルム・フェスティバルがありますが、それをフライフィッシングを主題としたフィルムに限定したものと想像してもらえると雰囲気が分かると思います。上映は途中の休憩とくじ引きによる懸賞会を含め約 3 時間、やはり共通の趣味を持った人々の集まりとあって常時和気アイアイとしたムードに満ちていました。 共通の趣味の人達をターゲットとして絞ったフィルムによるエンターテイメントという形は今後色々と新しいものが出てくるかも知れません。
  • フィルムは、フライフィッシングを捉えたものですから勿論、目を見張り、息を呑み、歓声と羨みを含むため息などを観衆の中に引き起こす、タイト・ライン、曲がりしなったロッド、泣き叫ぶリール、スティールなどがファイティングの合間に見せる高々と舞い上がったジャンプ、ロッドをへし折るキング・サーモンを始めとする大物達など目白押しでした。それにも増して個人的に記憶に残ったのは世界各地の自然の、河川の、美しさ
    映画のスクリーンでみるフライフィッシングの
    フィルムは素直にいい。
    AEG の Bryan の MySpace で見つかる
    Trout Bum Diaries - Vol. 2 DVD
    ニュージーランド編のティージアー
    テレビやコンピューターの画面ではなく、やはり映画のスクリーンがいい。2 時間かそこら、世界各地からの美しい河川の景色の中にたたずむことができる。フライフィッシャーマンならば分かる自然との一体感を、更には映画館の中の他のフライフィッシャーマン達と共有できる。フィルムであるにも関わらず心を清めさせてもらいました。 私はボートからの釣りは個人的に好きではありません。釣っている傍を走って行くパワー・ボートにあまり良い印象を抱いてないせいなのか、それとも楽して誰でも釣れるような釣りはしたくないと無意識に思っているせいなのか、その理由は自分の事のくせしてよく分かりません。でも、水が存在していないのではないかと思えるほど透明な、ジン・クリアな、澄み切った川の流れや、家屋の全く見当たらない豊かな大自然の中をゆったり流れて行く河、あのような所をラフトに乗り流れていって、気の向いたポイントがあったらラフトを止めて竿を振るというような気ままな釣りができたらいいなぁと少し考えが変わりました。
  • 最後に、AEG より新しい DVD が近々発売されるようです。今度は、トラウトとは打って変わって、
    モンゴル奥地へタイメンを追いかけて
    フライフィッシュするものです。今回のフィルム・ツアーの一部として少し上映されましたが、"最高"に楽しめる内容でした。AEG のトラウト・バムの DVD は、好きになれなかった会社のオフィスに閉じ込められていた間、まさしく一日中コンピューター上で走らせていた私のなので、今度の DVD も要チェックです。期待して待っています。でも見ているだけでなく、実際に行かなくてはダメですよね(笑)。うーん、完全に負けてる。 そう思っていたら、実は AEG がフィッシング・ツアーのプロモーションも始めたようで、その第一弾になるのでしょうか、モンゴルでのタイメンのフライフィッシング・ツアーに取り組んでいることを見つけました。モンゴルのタイメンが呼んでいるのでしょうか(笑)。

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火曜日, 2月 05, 2008

シアトル・フライフィッシング・ショー: 共通の趣味を持つ人々との談笑(動画あり)

シアトル・フライフィッシング・ショウの会場入り口

先週末にシアトル・フライフィッシング・ショーを覘いてきました。
  • 一通りのメジャーなロッド、ライン、リールのメーカーの出展は勿論、将来のメジャーの一角を成すかもしれないカスタム・デザインの小規模メーカー、大小交々のフライショップ店のブース、主にアラスカ周辺からのガイド・サービス達のブースに加え、お試しキャスト・エリア、著名なフライフィッシャー達がフライを巻いているデモンストレーション等など、日本で開催されていたらお神輿が出ていたのではないかと思わせる程の盛況でした。
  • シアトル・フライフィッシング・ショウ会場に設けられたキャスト用エリア会場の真ん中には各出展ブースからのロッドとラインのお試しが出来るようにキャスト・エリアが設けられており、常時幾人かが自分のキャストの腕が突然上達したかのようにワクワク錯覚させる新しいテクノロジーに夢中になっていました。これだけのロッドやラインのメーカーが各社の製品を引っさげて出展しお試しキャスト・エリアもあるとなれば、気になるロッドやラインのあるフライフィッシャーにとっては絶好の機会だったのだろうと思います。ただ生憎とスペイを試し投げするだけの空間がなかったのは残念です。 その他にもラズベリーやブルーベリーの茨がそこらじゅうに群生するノースウェストの夏季のフライフィッシングに便利で携行品になりそうなウェーダー・セーバーや女性へのフライフィッシング・インストラクションやガイドのサービスの http://www.womensflyfishing.net"、エグゼクティブへフライフィッシングのガイドの最中に人生相談をする CPC の Tim 氏などユニークなブースも所々に。
  • 著名なスティールヘッダーであるハリー・レミア氏のバイスを用いないでフライを巻く様子と、氏の美しいスペイ・フライの数々をまさしく"鑑賞"できたことはとても幸運でした。
  • 更には、このブログの Deschutes river (OR) 情報のページでもご紹介した著名なスティールヘッダーの John Hazel 氏とその奥方でとてもチャーミングな Amy Hazel 女史に YellowDog フライフィッシング・ツアー会社Confluence Films 社の設立者である Jim Klug 氏を加えて四人でフライフィッシングのビデオやフィルムの新しいエンターテイメント・メディアとしての胎動と潮流について会話が弾んだことは楽しい思い出となりました。 右のビデオは、John Hazel 氏と Amy Hazel 女史が出演する Confluence Films 社によって製作された新しいフィルムのプレビューです。
  • フライ・フィッシングの本屋のブース内をブラブラと詮索していたところ一冊のスティールヘッディングの本が目に入ってきました: 「The Complete Steelheader」John Larison 氏著。暫く立ち読みしてみるととても内容が濃く勉強になり、現在出版されているスティールヘッディングの本の中でもこれからベストになると思います。 個人的に特に魅かれたのはスティールヘッドの居つく所とキャストの仕方を含めその居ついている場所への攻め方の説明が様々な例を含み具体的であることです。私のようなレベルのスティールヘッダーには必須の本で、何だか憐れみから私の為に書いてくれたような気さえしてきます。(笑)。
    シアトル・フライフィッシング・ショウ会場にて Mr. Kaufmann シアトル・フライフィッシング・ショウ会場にて Kaufmann の Ryan

    勿論 Kaufmann's streamborn のブースにも立ち寄って、居合わせたオーナーの Mr. Kaufmann 氏と奥さんや恋人である女性をどのようにすれば上手くフライフィッシングに巻き込むことが出来るのかなどの話題で談笑してきました。

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