日曜日, 10月 15, 2006

Skagit river でフライ・フィッシング

釣果: ジャック・サーモン (18 inc チンヌーク・サーモン) フライ: #8 オレンジ・オクトォバー・カディス・ピュウパ・ストリーマー ライン: フローティング + シンク・ティプ 場所: スカジット河 時間: 12:30pm - 4:00pm 天候: 曇り時々小雨 同行者: Yasu さん

  • 旧同僚との再会 驚いたことに、某 Web サイトに出ていたフライ・フィッシング仲間募集の掲示にレスを出してみたところ、元同僚の Yasu さんが出したものと判明。少しメールと電話で会話して Yasu さんのよく知るスカジットで日曜日に落ち合うことになりました。 当日シアトルは結構な雨模様。こんな雨の中で釣りかと少し気が滅入ったけれど、シアトルに住んでいたら秋から冬にかけては外で傘をさしている人を見かけるのが珍しい(雨の日が多く、傘は常時携帯するには鬱陶しいので殆どの人は傘を携帯しません)ほど雨模様の日は当たり前のことなので、釣りにしても別ごとではありません。しかも、元同僚に会えて一緒にフライ・フィッシングをできるとあっては出かけない理由はありません。 ラッキーにもコンクリートの辺りは曇天か小雨状態。着いてみると Yasu さんは既にダブル・ハンドのスペイ・キャスティング中でした。人が河に一人佇んでキャスティングしている様は何故か本当にいいもんです。特に背景が広大な空に雨で燻った雄大な山並みで、河に沿い紅葉の木々が並び、そこを青い水が淡々となめらかに流れていく風景では記憶に残らない訳がありません。 新鮮な空気の香りの中でしばらくぶりの再会に暫しの間会話が弾んだ後に、さっそく良さそうなスポットを教えてもらいました。
  • 初のスカジット河でフィッシュ・オン スカジット河は雨のため水の濁って見えるところもありましたが、Yasu さんに教えてもらったスポットはまったく大丈夫そうです。Yasu さん曰く、スカジット河にはダムがあるので雨の影響は少ないとのこと。Yasu さんは前の週に 23 インチの SRC (Sea Run Cut throat) をあげているので期待に胸弾ませてのアプローチです。 河は左から流れ、Ruffle が Run になったあたりで緩く「く」の字に曲がり、曲がりきったところで左へ支流に別れ、支流に分かれたすぐ後の辺りの岸に私は立っています。私の前の流れはとても緩やかで底が深く落ち込んでいるのですが、右に行くに従って手前は浅瀬になっています。流芯は相変わらずの淡々とした速さにて奥で流れているので、右へと攻め下るのにとても良いポイントです。良い型の SRC や 2~3 種類のサーモンが時々川面に現れたりジャンプしているので、あとは仕掛けの問題だけです。 まずは 2 種類のコーンヘッドの Wool Head Sculpin で流芯から手前にかけての深いプールの底をスウィングで探ってみましたが、時々底に浅く引っかかったり誰かの折れた釣竿などが引っかかるだけで当たりは無し。そのままスウィングを繰り返しながら右に下っていき、底が浅くなってきたところでオクトォバー・カディスのピュウパを真似たようなオレンジのソフト・ハクルのストリーマーに交換です。少し普通より水が濁っているんではないかと初めての河ながら勝手に考え、季節的にもよく(オクトォバー・カディスは全く見かけませんでしたが)、目立つ鮮やかなオレンジのそのフライを選択しました。水の流れに注意しながら不自然なくスウィングできるようキャストとライン・コントロールを繰り返し下っていくと、また底に引っかかったかなというような感じが。竿先を振るだけで取れるかやってみましたが反応無し。仕方なく一度竿を立て強くラインを引いてみました。何か根掛かりとは感じが違うと感じつつ、多分腰までいかないような深さなので近づいていってみると竿先が揺れだしました。WuHoHoHoHoHooo、魚だ魚。Fish on。Yasu さんへ呼びかけます。私の 5 番の竿を気持ちよく曲げてくれています。一度川面で反転したかと思ったら、ラインをドラッグしながら下流に走り始めたので、私も合わせて下流の更に浅い方へ歩いていきランディングの場所を選びます。何度か浅瀬に寄せてはラインをドラッグして逃げるを繰り返した後、無事ランディング。サーモンを釣ったことが一度も無い私がブラウンかな、でもサーモンのような顔形だなと思っていると、一緒に喜んでくれていた Yasu さんが「サーモンだね、よかったね」と言ってくれます。何サーモンなのか疑問が過ぎりましたが、いいファイトをしてくれたので別に気にせずリリース。 初めての河で、景色がよく、元同僚とフライ・フィッシングができ、いいファイトをしてくれる魚をランディングでき私は大満悦。想い出に残る一日となりました。
  • P.S. 当日、他の場所に移ってしばらく釣りをしたのですが、そこで、体長 1m20cm 位でしょうか、小ぶりなブラック・ベアーと遭遇しました。川の対岸を食べ物でも探すかのようにウロウロしていました。 釣れた魚について後日インターネットで調べました。見た目はチンヌーク・サーモン(別名キング)のようなアトランティク・サーモンのようにも思われ、それにはサイズが小さすぎるしアトランティク・サーモンはスカジットでは認識されていないようなので、調べ続けたところ、釣れたのは通称「ジャック」と呼ばれるチンヌーク・サーモンだったことが分かりました

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